上野駅前皮膚科・アレルギー科
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お知らせ & 日々のこと
保湿剤の塗り方
保湿剤は、皮膚にうるおいを与えたり、水分が逃げないようにする
働きをします。皮脂欠乏症の治療の基本は、保湿剤を塗ることです。
症状を悪化させないように、早めに保湿剤を塗るようにしましょう。
★保湿剤の選び方
・保湿剤には軟膏、クリーム、ローション、フォームなど
さまざまな種類があります。
夏はさっぱりとして使用感が良いフォームやローション、
冬は皮膚を保護する効果が高い軟膏やクリームなど、
季節や症状に合わせて選ぶと良いでしょう。
・湿疹(赤み)がある場合(皮脂欠乏性湿疹になった場合)
症状が悪化して湿疹(赤み)がある場合は、
ステロイドの塗り薬で治療します。
・かゆみが強い場合
かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の
飲み薬などで治療します。
★使用量の目安
軟膏やクリームは、人差し指の先端から一つ目の関節まで伸ばした量*、
ローションは、1円玉くらいの量(いずれも薬0.5g)が、大人の手のひら
約2枚分の面積に塗る量の目安になります。
また、ティッシュが皮膚に付く、または皮膚がテカる程度にも使用量の目安になります。
*チューブの穴の大きさ(口径)で量が変わります。
★保湿剤の塗り方
手を清潔にして保湿剤をとり、手のひらでやさしく丁寧に、
すりこまないようにして塗ります。
保湿剤は朝と夜と2回は塗りましょう。
夜は特にお風呂上りが効果的です。