スキンケア入門👩‍🏫vol.Ⅵ〜理想的な入浴🛁〜

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こんにちは😃
神保町駅前皮膚科のブログをご覧いただき、ありがとうございます😊

五月雨の風情にもはや飽き、からりと晴れた夏空が待たれる今日この頃ですが☀️皆さんいかがお過ごしですか

今回で最終回を迎えるスキンケア入門

最後のテーマは入浴🛁について🚿です。

皆さんのバスタイムはどのようなかんじですか?
熱湯好きさん、長湯好きさん、カラスの行水さん、半身浴にハマっているオシャレ女子さん、、、
いろいろあると思います。

ただ、間違った入浴の仕方によっては肌の状態を悪化させてしまう場合もありますので、今回は 【肌に優しい入浴】 をお教えします👩‍🏫

特に、乾燥肌・アトピー性皮膚炎・皮脂欠乏性皮膚炎の患者さんは必見ですよ👀

🔹ぬるめのお湯
🔹つかるのは10分程度
🔹保湿系入浴剤
      pointはこの3つ❗️
バスタブにゆっくりつかると、血行がよくなって全身をリラックスさせる効果があります。
更に、皮膚の汚れも落ちやすくなって入浴後は保湿剤が肌に浸透しやすくなります。
ただし‼️
お湯の温度は38℃〜40℃
つかるのは10分程度です☝️

身体を温め過ぎないことが大切です。

🌷保湿系入浴剤のメリット🌷

保湿系の入浴剤を使うと、つかるだけで全身の皮膚の表面に被膜を作り、入浴後の乾燥を防いでくれます。
背中に手が届きにくい高齢の方や、保湿剤を塗るのを嫌がるお子さんにも、毎日簡単にスキンケアができますね😉

🆖熱いお湯に長くつかる
🆖温熱効果の高すぎる入浴剤は

熱いお湯や長風呂は体温を上げてしまうので、痒みが増したり大切な皮脂を落とし過ぎてしまいます。
入浴剤を選ぶ時は、温熱効果の高過ぎるものや、肌を乾燥させる成分が配合されているものは避けましょう。
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洗う

🔹綿素材のタオル
🔹低刺激性の石けん
🔹手のひらで洗う
       pointはこの3つ❗️
綿のタオルなど、アレルギー反応を起こしにくく、柔らかい素材のものを選びましょう☝️
手のひらで優しくなでるだけでも🆗です🙆‍♀️
身体を拭く時も強くこすらないでくださいね☺️

🌷石けん・ボディーソープは?🌷

スクラブ(つぶつぶ)が入ったものや、夏季によく販売されている爽快感のあるものは、たしかにスッキリした感じがあるかもしれません、、、。
ですが、やはり乾燥肌・アトピー性皮膚炎・皮脂欠乏性皮膚炎など、皮膚疾患のある方はこのような刺激が強い洗浄剤は避け、できるだけ低刺激のものを選ぶようにしましょう☝️

🆖ナイロンタオル&アカスリタオル

汗や皮膚表面の汚れは肌への刺激になるので、キチンと落とすことが大切です。
しかし‼️
ナイロンタオルやアカスリタオルなどで強くゴシゴシこするのは禁物です🙅‍♀️
必要以上に皮脂を落とすと、お肌はもっと乾燥してしまいます。

すすぎも丁寧に😉

石けんなどの洗浄成分が肌に残っていると、痒みや炎症の原因になってしまいます😖
使い心地や泡立ちなども気になるところですが、肌に成分が残りにくく、すすぎ落ちがよいボディーソープを選ぶこともpointのひとつです🧴

let's check the next item!

🌼乾燥肌チェック🌼

⬜︎入浴後、肌がカサカサになる
⬜︎スネや腰周りが白く粉をふいて痒い
⬜︎布団に入ると痒くなることがある
⬜︎汗をかきにくい
⬜︎ナイロンタオルやアカスリタオルなどで身体を洗っている
⬜︎冬は保湿剤が欠かせない
⬜︎痒いところをかきすぎて、赤くなったり傷ついている
⬜︎手が荒れやすい
⬜︎かかとがガサガサだ

〜診断結果〜

の数が7個以上の方は心配な乾燥肌です。
既に湿疹や色素沈着などの症状が出ているのでは、、、?
皮膚科専門医の受診をおすすめします!

2021年上半期は 【スキンケア】 についてお話ししてまいりました。
🔸自分自身で皮膚疾患を予防する方法
🔸自分自身で皮膚疾患を改善する方法
vol.Ⅵまで完読された方、励行されている方は【神保町駅前皮膚科スキンケア検定】1級です🥇

🖋今月の皮膚科一句🖋

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