掌蹠膿疱症について

掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏に左右対称性にうみ(膿疱)が繰り返しできる皮膚の病気です。膿疱とともに紅い斑点(紅斑)や鱗屑と呼ばれるカサカサしたフケのようなものがあらわれます。

主な症状
○小水疱(みずぶくれ)、小膿疱(うみ)
○炎症
○かゆみ
○爪の変形、にごり

病気の原因としましては、扁桃炎、虫歯、副鼻腔炎、中耳炎などの病巣感染や、歯科金属などの金属アレルギーが関係していることもありますが、はっきりした原因は現在のところ分かっていません。
また、掌蹠膿疱症の患者さんは喫煙者が多いと言われています。
実際の調査では、患者さんの85.5%(112/131名)が喫煙者であったという結果が得られています。
禁煙すると症状が良くなるかどうかについて明らかに証明されているわけではありませんが、何らかの関係があるのではないかと考えられています。したがって、健康のためにも禁煙することをお勧めします。

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