2023.06.29 カテゴリ：ブログ

みずいぼ

みずいぼとは…伝染性軟属腫ウイルスが原因で起こる皮膚疾患で、子供に多い病気です。

《症状》
自覚症状は基本的にありません。
１～５㎜程度の光沢のあるイボができます。

胸やお腹など皮膚の薄いところや、脇の下などのこすれやすい所によくできます。
イボの中心にくぼみがあり、その中にある白い芯のような部分にウイルスが多く含まれています。
潜伏期間は、１４～５０日程度です。そのため、一旦治療して治っても、すでに感染していたウイルスによってまた発症することがあります。

《治療》
→ピンセットでイボを取る（摘除）
専用のピンセットでみずいぼを摘み取る方法が一般的です。
この治療では痛みを伴うことが多いため、麻酔のテープを使用します。

麻酔テープを摘除の１時間前に貼ってから、イボを取ると痛みを軽くして治療することができます。

《？みずいぼはとらないといけないの？》
放置しても６カ月～５年程で自然に治ります。
その間に、他の場所や人に移す可能性があります。
また、かゆみを伴うことがあって掻き壊し、とびひなど他の感染症にかかったりすることがあるので、数が少ないうちに取っておいた方が良いでしょう。

《対応》
◎保育所、幼稚園、学校は休む必要はありません。
◎プールの水ではうつらないため入っても大丈夫です。
皮膚が接触すると感染するので、水着で覆われていないイボは絆創膏で覆うなどしましょう。
（※）保育所、幼稚園、学校のルールがある場合は、そちらに従ってください。
◎みずいぼは搔き壊さないようにしましょう。
◎皮膚を清潔にしましょう。

《予防》
衣服やタオルなどを共有しないようにしましょう。
適切なスキンケアを行い、皮膚を健康な状態に保ちましょう✨🛁。

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