皮脂欠乏症①

・皮膚が粉をふいたように白い
・皮膚が乾燥してカサカサしている、ひび割れている
・とにかくかゆい!
・秋から冬に症状がでやすい

それは皮脂欠乏症(乾皮症)かもしれません。

皮脂欠乏症の症状
皮脂欠乏症は、皮膚の表面の脂が減少することにより皮膚の水分が減少して、乾燥を生じる病気です。

はじまり
→皮膚が乾燥し、角質がはがれてかゆみも伴っています。

ひどくなると
→亀の甲らのように皮膚がひび割れ、少し赤くなっています。かゆみも強くなっています。

さらにひどくなると
→皮脂欠乏症が進んで、皮脂欠乏症湿疹になり、かゆみもひどく、夜中に目がさめるほどです。

症状がでやすい部分
最も多い→ひざ下(すね)
その他→太もも、腰回り、わき腹など

皮膚のうるおいを保つ3つの物質
皮膚のうるおい(水分)を保つためには、皮脂、天然保湿因子、角質細胞間脂質が必要です。皮脂欠乏症ではこれらの物質が少なくなっていて、皮膚が乾燥しやすくなっています。

皮脂
皮脂腺から分泌される脂のことです。汗などに混じって皮膚の表面をおおい(皮脂膜)、水分の蒸発を防ぎます。

角質細胞間脂質
角質細胞と角質細胞の間のすき間を埋めている脂のことです。
水分をサンドイッチ状にはさみ込み入った、逃がさないようにします。

天然保湿因子
角質層にあるアミノ酸や塩類などのことです。水分をつかまえて離さない性質を待っています。

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