神保町駅前皮膚科・アレルギー科
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神保町駅前皮膚科 通信
お知らせ & 日々のこと
最近、当院でもトコジラミの患者さんが増えています。
メディアでも取り上げられていましたね。
トコジラミとは俗に言う、南京虫です。
このトコジラミ、多くは東南アジアに生息していて、本来は日本にはあまりいないのですが、旅行先から荷物と一緒に持ち込んできてしまうというケースが多く、最近ではコロナも第5類へ分類され、インバウンドの回復で更なるトコジラミの増加が懸念されています。
トコジラミの特徴としては、
① スイカの種のような見た目で、
② 日中は家具などに潜み、
③ 夜に活動し始め、
④ 手や足、首など露出部を刺します。
余談ですが、ダニは太ももやお腹など身体のやわらかい部分を刺します。
虫刺症(虫刺され)の治療法は、どの虫に対しても殆ど同じで、ステロイドの処方となりますが、(刺された部位によってステロイドの強さは異なります)トコジラミはブヨや毛虫、ムカデなどと違って、ご自身で行わなければならない『対処』が大変なのです。
それは業者さんに家の中のトコジラミの駆除を頼まなければならないことです。これが厄介ですよね、、、😓
トコジラミに限らず、虫に刺された患者さんが「ムヒとかキンカンみたいにスースーした塗り薬を処方してください。」とよく仰るのですが、
たしかにスースー冷んやり感は痒みが紛れて気持ちがよいかもしれません。
しかしそれは、メントールの効果でスースーさせ、痒みを誤魔化しているだけで、虫刺されによる皮膚の炎症を治すわけではありません。
毒虫による虫刺されにはステロイドを塗ってきちんと治しましょう。
正しく治すことによって痕も残りにくくなり、綺麗に治すことができます😌