イボ(尖圭コンジローマ)について

性器や肛門のまわりにイボができる病気があります。イボの色は淡紅色または褐色です。イボは乳頭状(乳首のような色)で、大きくなるとニワトリのトサカやカリフラワーのような状態になることもあります。もし、このようなイボであれば、尖圭コンジローマという病気を疑います。
イボができる場所として、男性では主に亀頭の先端部分や冠状溝といわれる辺り、包皮内外板、陰のう、会陰、尿道口、肛門のまわりや肛門内などで、
女性では主に大小陰唇や膣前庭、会陰、尿道口、肛門のまわりや肛門内などです。
尖圭コンジローマは、性感染症の一種で、誰にでも感染・発症する可能性のある病気です。
尖圭コンジローマは、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因で発症します。このウイルスは主に、性行為やそれに類似する行為により皮膚や粘膜にある小さな傷口から感染します。パートナーに感染させる恐れがあるため、早期治療をお勧めします。
尖圭コンジローマの治療法は、大きく分けて【薬による治療法】と【外科的な治療法】の2つがあります。どちらも健康保険が適応されます。
詳細については、医師または看護師にお気軽にご相談ください。

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