カテゴリ:

日焼けについて

今週はクリニックが夏季休診となっております。
ご迷惑おかけしますがご了承ください。

 最近、海や山に行って日焼け止めを塗らなかったり、塗っても不十分で皮膚が真っ赤になるサンバーン(日光皮膚炎)で皮膚科を受診される方が増えています。

 皮膚科での治療は強力なステロイドの外用剤や灼熱感が強い場合は非ステロイド系抗炎症薬の内服を処方することが多く、あとは患部の冷却をしてもらうこととなりますがしみが残ったりする場合もあり何といっても予防が重要です。

対策としては

①紫外線の強い午前10時から午後2時頃を避ける
②日陰を利用(空気中で散乱した紫外線や地面や建物から反射した紫外線は浴びています)
③日傘を使う、帽子をかぶる
④衣服で覆う
⑤サングラスをかける(紫外線カットレンズで顔にフィットしたもの)
⑥日焼け止めを上手に使用
・使用目的に応じたSPF、PA表示のもの
・戸外に出る前にしっかり塗る

クリーム状の場合 パール粒(0.7cm大)2個分
液状の場合    1円硬貨大2個分
腕や脚 
容器から直接、直線を描くようにつけてから、手のひらでらせんを描くように均一にむらなく伸ばす
・2,3時間おきに塗りなおす
・低刺激性の石鹸やクレンジング剤でしっかり洗い落とす

以上のものがあげられます。

それでも日焼けしてしまってつらい方は皮膚科を受診してください。

LINEで送る