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日本皮膚科学会総会に参加して

院長の佐藤です。
最近とても暑くなってきましたね。
脱水や熱中症に気を付けてください。

先週末、京都で行われた日本皮膚科学会総会に参加してきました。各分野の第1人者の先生方の講演では、アトピー性皮膚炎の最近の治療法など興味深いトピックスが多々ありました。日々の診療に還元していけたらと思います。

この学会には全国から皮膚科医が集まってきていますが、特に、皮膚科専門医になるには、多くは大学に属して、この日本皮膚科学会に入会し、大学やその関連病院で経験を積むことになります。そして5年以上の研修期間を経て、講習受講、学会発表、論文作成を行い、一定基準を満たすとようやく試験を受けることができるようになります。そして、試験に受かると皮膚科専門医となります。その後も日本皮膚科学会やその関連学会などに所属し、引退するまで勉強を続けていくことになります。

皮膚疾患はあまり世間では知られていないですが、奥が深く、病気の種類も膨大にあります。専門医として、今までの経験に加え、日々学会などで更新した知識をもって、今後も診療にあたりたいと思っております。

ちなみに、写真は京都タワーです。
画像の説明

(参考)日本皮膚科学会というのは
皮膚科学に関する研究、教育と医療について、その連絡提携を図り、皮膚科学の進歩、普及に貢献し、もって学術文化の発展に寄与することを目的として、全国各地約1万人の会員によって組織される社団法人です。

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