皮脂欠乏症その② 〜保湿剤や生活習慣で防ごう〜

前回皮脂欠乏症についてお話ししましたが、今回は保湿剤の適正量や塗り方、日常生活で気をつけることについてお話します😊

保湿剤は、皮膚にうるおいを与えたり、水分が逃げないようにする働きをします。
皮脂欠乏症の治療の基本は、保湿剤を塗ることです。症状を悪化させないように、早めに保湿剤を塗るようにしましょう。

▶️保湿剤の選び方
保湿剤には軟膏、クリーム、ローション、フォームなどさまざまな種類があります。
夏はさっぱりとして使用感が良いフォームやローション、冬は皮膚を保護する効果が高い軟膏やクリームなど、季節や症状に合わせて選ぶと良いでしょう☝️

📝MEMO📝
⚫️湿疹(赤み)がある場合(皮脂欠乏性湿疹になった場合)
症状が悪化して湿疹(赤み)がある場合は、ステロイドの塗り薬で治癒します。
⚫️かゆみが強い場合
かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の飲み薬などで治療します。

▶️使用量の目安
軟膏やクリームは、人差し指の先端から一つ目の関節まで伸ばした量、
ローションは、一円玉くらいの量(いずれも約0.5g)が、およそ大人の両手の面積に塗る量の目安になります。
また、ティッシュが皮膚に付く、または皮膚がテカる程度も使用量の目安になります。
画像の説明

▶️保湿剤の塗り方
手を清潔にして保湿剤をとり、手のひらで優しく丁寧に、すり込まないようにして塗ります。
保湿剤は朝と夜2回は塗りましょう。
夜は、特にお風呂上がりが効果的です。

▶️日常生活で気をつけること
⚫️入浴時、熱いお湯や長風呂は避けましょう。
また、ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗うと皮脂をとりすぎてしまうため、綿などの刺激になりにくいタオルや手でやさしく洗い、石鹸やシャンプーの成分が残らないように、よく洗い流しましょう。

⚫️空気が乾燥すると、皮膚が乾燥してかゆみもひどくなります。加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。冷暖房のきかせすぎにも注意しましょう。

⚫️皮膚を刺激するとかゆみがひどくなります。
肌着など直接皮膚に触れる衣類は、チクチクしない刺激の少ないものにしましょう。

⚫️掻くと症状がひどくなって、赤みのある湿疹になったりします。できるだけ掻かないようにしましょう。また、爪は短く切っておきましょう。

⚫️アルコールや香辛料などの刺激物をとると体が温まり、かゆみがひどくなります。なるべくとりすぎないようにしましょう。

バリア機能の低下は様々な皮膚疾患を招くことになりますので、ただの乾燥からくる痒みと思わず、早めの受診で健やかな肌を守ってあげてくださいね💪☺️✨

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