蕁麻疹

2025.10.14 カテゴリ：ブログ

皆さんは蕁麻疹(じんましん)についてどのくらいご存知ですか？🤔
蕁麻疹は突然皮膚の一部が赤く腫れて盛り上がり、数時間から１日以内に症状が消えてしまうのが特徴で、多くの場合強い痒みを伴います。
何かのアレルギーが原因？と考えたくなりますが、７割がストレスなど原因不明と言われています。
決して珍しい病気ではなく、感染症ではないので他の人にうつす心配はありません。
蕁麻疹には次のような種類があります。

📌特発性蕁麻疹
原因不明で突然症状が現れ、その場所が治ってもすぐに他の場所で繰り返し発症します。６週間以上続くものを慢性蕁麻疹と言います。

📌刺激誘発型蕁麻疹
薬や特定の食べ物、寒暖差などの物理的刺激が原因で発症し、刺激が加わって数分から２時間くらいのうちに症状が現れます。

📌血管性浮腫
唇やまぶたが赤く腫れ、必ずしも痒みはありません。また、２、３日続くことが多いのが特徴です。まれに遺伝的原因によることがあります。喉の奥が腫れて息苦しくなることがありますので、症状がでたら早めに受診しましょう。

いずれも、まずは抗ヒスタミン薬の内服で治療します。
夜は出ていた蕁麻疹が、受診する頃には消えていることが多いので、スマホなどで経過の写真を撮っておきましょう。