帯状疱疹

【水ぼうそうと帯状疱疹

水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも発症する可能性があります。

子供の頃に水痘・帯状疱疹ウイルスに
空気感染して水ぼうそうを発症
→体内に潜伏
→大人になり加齢やストレスなどが引き金になって、免疫力が低下し帯状疱疹を発症

帯状疱疹の症状】
 
身体の左右どちらか一方の神経に沿って、ピリピリと刺すような痛み、赤い斑点、
小さな水ぶくれが帯状にあらわれるのが
特徴です。
胸から背中にかけて、腹部、顔面が発症しやすい部位です。

【治療】

抗ヘルペスウイルス薬を中心に行われます。
ウイルスの増殖を抑え、皮膚症状や痛みをやわらげ、治るまでの期間を短縮します。
飲み薬は効果があらわれるまでに2日程度かかりますので、必ず医師の指示通りに
服用してください。

【注意すること】

・できるだけ安静に。
過労やストレスが原因となり、免疫力が低下しています。十分な睡眠と栄養をとり、安静を心がけましょう。

・患部は触らないように。
細菌による感染が起こりやすくなります。

・小さな子供との接触は控えて。
帯状疱疹が他の人にうつることはありませんが、水ぼうそうにかかったことのない
乳幼児には水ぼうそうを発症させる可能性があります。

【最後に】

帯状疱疹は早期に適切な治療を行うことで症状を軽くし、
合併症や後遺症のリスクを減らすことができます。
皮膚の違和感やピリピリ感を感じたら、
早めにご相談ください。

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