神保町駅前皮膚科
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お知らせ & 日々のこと
マダニに咬まれた!?!?
と思ったら
無理矢理引き抜かないで下さい‼️
それは何故??
今回は最近ニュースでよく聞くマダニ刺咬症についてのお話。
マダニ刺咬症って🤔?
わかりやすくいうと
マダニに刺された状態のこと。
*マダニってバッチリ肉眼で見えます👀
*マダニは日本全域にいます🗾
*マダニは山野の草木上でジーッと待機していて、炭酸ガス濃度(生き物が吐く息)や音、振動で家主が来るのを察知📡し、寄生します😱
ですのでレジャーや農作業で山野や草むらに入ると刺されやすいです。
そして、マダニに刺咬された時の痛みは無く、皮膚の上を這っていても感じさせないので、マダニに咬まれたことに気づかないことが多いのです。
さらに人間が気づかぬ間にマダニはどんどん吸血を続け🩸、まんまるに膨れあがります。
たまにマダニと気づかず、『イボができた。』と言って来院される方もいらっしゃいます。
触るとマダニの脚が動くので、生きている虫だとわかりますよ☝️
ここで先程の
マダニに咬まれた時は何故、無理矢理引き抜いてはいけないのか。
⇩⇩⇩⇩⇩
それは・・・
マダニはガッシリくいつきます。
容易には取れません🙅♀️
叩き落としたり、摘んだりすると、虫体の中の病原体🦠を人体内に注入することになってしまいます。
怖いのはライム病です。
虫の口器を残してちぎれると、のちに異物肉芽腫といったできものまで形成してしまいます。
ですので、
皮膚科では局所麻酔下で周囲の皮膚ごと切除します。
ですので、むやみに引きちぎらないようにしてください。
まんまるに膨れ上がったマダニをそっくりそのまま皮膚ごと取り除きます。
皮膚ごと切除してマダニの口器が人体に残らないようにします。
そして処置後はライム病などの予防として抗菌薬の投与も検討します。
野山を歩く時は、長袖長ズボンで露出部を少なくするといいですね。
もしもマダニに咬まれてしまった場合は、無理に引っこ抜いたりせずに皮膚科受診して、局所麻酔下で皮膚ごと切除してもらいましょう☝️