神保町駅前皮膚科・アレルギー科
皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科
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神保町駅前皮膚科 通信
お知らせ & 日々のこと
脇汗が多く出る病気のことを「腋窩多汗症(えきかたかんしょう)」といいます。 脇はもともと汗腺が多いうえに、緊張やストレスなどの精神的な刺激と、気候や運動による温熱刺激の両方で発汗が促進されるため、汗を多くかきやすい部位です。
多汗症に悩む人は、思春期から中年世代までの社会的活動が盛んな年代に多いといわれています。男女の比率はほぼ同等とされていますが、日本国内の調査では男性患者のほうがやや多いと報告されています。
患者さんによくある訴えには、次のようなものがあります。
・ワキに汗ジミができて人目が気になる
・ワキ汗で周囲の目が気になって、学業や仕事に集中できない
・ 汗のにおいが周囲に不快感を与えているのではないかと心配するあまり、人間関係がうまくいかない
・緊張するとワキ汗が出はじめ、意識するともっと出る
・ グレーなどワキ汗が目立つ色の服は好きでも着られない
・白シャツや下着のワキの部分が黄ばんでしまって、すぐに買い替えなければならない
・ ワキガの手術をしてにおいはとれたのだが、汗の量の多さは変わらず、気になる
多汗症に対する治療法はいくつかありますが、今回はボツリヌス療法(ボトックス注射)についてご紹介させて頂きます💉
●ボツリヌス療法が汗を抑える仕組み☝️
ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌がつくる天然のたんぱく質から精製された薬を脇の下に直接注射する治療法です。この薬が交感神経から汗腺への刺激の伝達をブロックし、発汗を抑えます。
●効果の持続期間☝️
汗を抑える効果は通常、治療薬2〜3日であらわれ、4〜9ヶ月にわたって持続します。
効果の程度や持続期間には個人差があります。
完治を目指す治療法ではありませんので、症状が再びあらわれた時には、改めて治療を行います。
●費用☝️
保険適応(3割負担)で22000円弱。
自費の予約料10000円と合わせて32000円弱となります。
●施術までの流れ☝️
ご希望の方は、平日(月〜金)の院長の診察を受けていただき、後日予約といった流れになります。
すでに当院で施術されたことがある患者さんはお電話でも予約をお取りできます。
脇汗でお困りの方は、ご相談にいらしてください😌