サウナーの赤ら顔

最近はサウナーという言葉が出来るほどサウナを利用される方が増えましたね。
俗に言う「整う」という体験をするとやめられなくなるのだとか…?
サウナ後一時的に顔が赤くなるのは生理現象ですが、血管が拡張、収縮を繰り返していると毛細血管が開いたままになり、赤みが引かなくなってしまう事があります。
お酒をたくさん飲む方や、顔のほてりを繰り返す方の鼻や頬にも見られるのですが、それは「酒さ(しゅさ)」かもしれません。
進行すると毛穴が化膿し、いずれは皮膚がボコボコと変形してしまいます。
これは治療が難しく、早い段階で対処することが大切です。
酒さと同様に顔が赤くなる「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」というものもあります。
皮脂の分泌の盛んな部分が赤くなり、フケの様に皮が剥けたりします。
赤ら顔の原因が何らかのかぶれや炎症によるものか、血管の拡張かは皮膚科専門医を受診し、拡大鏡などできちんと診断してもらいましょう。

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