神保町駅前皮膚科・アレルギー科
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お知らせ & 日々のこと
いつの間にか季節も移り変わり、朝・晩は涼しいと言うか肌寒く感じる日もありますが、皆さんいかがお過ごしですか。
季節によって、皮膚科を受診する方の症状も傾向がみられる気がします。
日焼けや虫刺されは、夏ならではのようです…。
では、冬に向かうこれからは?やはり乾燥でしょうか。
しっかり保湿ケアして、これからの季節を乗り越えたいですね。
そこで今回は冬場に備えての乾燥肌対策をお伝えします。
乾燥肌対策は冬に限らず年中気を付けたい対策の一つです。
肌荒れの一番の原因は乾燥です。皮膚には本来、水分を保つ働きを持っていますが、バリア機能が低下してくると乾燥肌になってしまいます。
皮膚にとっての理想の湿度は約60%と考えられていますが、冬では40%を下回ることもよくあります。
室内で暖房を使用すると湿度は20%以下まで下がります。
乾燥肌は全身のどこにでも表れる症状ですが、背中・腕・すね などに特に強く出ます。
特にアトピー肌の方は水分を保持する働きが低下しているため、冬場のお肌の手入れは毎日する必要があります。
【乾燥対策】
①保湿剤をこまめに塗る。入浴後はお肌がしっとりしているうちに塗ると効果的です。入浴後15分以内に塗れると良いです。
②加湿器を使用して部屋の湿度を上げる。50~60%が理想。
③入浴時、体を洗う時はナイロンタオル等でゴシゴシ洗わず、しっかり泡を立てて手で優しく洗う。
④熱いお風呂は肌が乾燥しやすく刺激になるため、40度以下が良いです。
乾燥肌を放置すると皮膚が過敏になり、痒みを感じるようになります。
掻くことにより、湿疹ができやすくなって更に掻いてしまうという悪循環になってしまいます。
市販の保湿剤で乾燥肌が改善しない、痒みがひかない場合は皮膚科に受診して治療しましょう。