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保湿剤について

季節のせいもあり、あらゆる年代の方で最近乾燥を訴える方が増えてきています。

 ここでは皮膚科でよく処方される保湿剤について簡単に説明したいと思います。

・プロぺト
白色ワセリンの中でも不純物が少なく、刺激性が一番少ないです。アトピー性皮膚炎などがあったり、乾燥が強い方が適応になります。べとつくのが難点です。
・ヒルドイドソフト
皮膚科でおそらく一番使われている保湿剤です。クリームで塗りやすく、保湿力もローションに比べると優れています。
・ヒルドイドローション
乳液のような保湿剤です。塗りやすいですが、保湿力は弱いです。
・ビーソフテンローション
化粧水のような保湿剤です。一番塗りやすいですが、保湿力は弱いです。
・尿素系保湿剤
ケラチナミン、ウレパール、パスタロンなどの商品名で処方されています。傷の部分に塗るとしみます。尿素は鱗屑の剥離作用もあるため踵や手などがかたく、かさかさする時などに処方されます。

この他にもあるので、市販の保湿剤でおさまらないようであれば、是非皮膚科を受診してください。

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