東京都千代田区神保町の皮膚科。水道橋、九段下、御茶ノ水、神田、大手町からも通いやすいです。アトピー、ニキビ、粉瘤、いぼ、円形脱毛症、乾癬、白斑、ほくろ、巻き爪、爪水虫など皮膚病全般を平日毎日夜間まで、土曜日も診療。アレルギー検査も行っています。

花粉症

花粉症

 スギ、ヒノキ、白樺、カモガヤ、ブタクサなどの花粉が原因となるアレルギー性の病気です。現在日本人の25%が花粉症と言われています。日本では約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されていますが、この中でも最も多いスギ花粉症について説明します。

 東京をはじめ関東ではスギ花粉は2月から4月にかけて多く花粉が飛散します。例年、3月中旬頃がピークとなります。症状としては、鼻の3大症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)、目の3大症状(目のかゆみ、充血、涙が出る)の他に頭痛、のどのかゆみ、皮膚のかゆみ、熱っぽい感じなどの症状が現れることもあります。
この場合の皮膚のかゆみはスギ花粉皮膚炎と呼ばれています。顔、眼周囲、頚部に生じやすく、一見蕁麻疹様の浮腫性紅斑で発症することが多いです。
 私たちの体は異物(抗原)が侵入すると、これと反応する物質(IgE抗体)を作る仕組みがあります。花粉から溶け出した抗原が、鼻の粘膜にある肥満細胞の表面に付着しているIgE抗体と結合すると、肥満細胞から化学物質が分泌され、先ほど説明したような諸症状を引き起こします。
 診断は症状、誘発テスト、血液検査、皮膚テストなどからします。
治療ですが当院は主に鼻アレルギー診療ガイドライン2016年版に基づいて行っています。治療法の選択上病型と重症度分類が重要になります。病型は、くしゃみ・鼻漏がメインの場合のくしゃみ・鼻漏型、鼻閉がメインの場合の鼻閉型、両者がほぼ同じ場合は充全型とします。重症度分類は1日平均くしゃみ発作回数、1日平均鼻をかむ回数、鼻閉の程度によって、最重症、重症、中等症、軽症、無症状に分けられます。

 またスギ花粉症の治療は下記の3つに分けて考えます。
 ・初期療法:重症例では飛散開始予測日あるいはその1週間前ほど前から第2世代抗ヒスタ
  ミン薬、抗ロイコトリエン薬、鼻噴霧用ステロイド薬などで治療を開始します。
 ・導入療法:症状が強くなってから治療を始めます。病型、重症度による治療を行います
  が、例年の最も重い症状を想定した選択をします。強めの治療から始めて、症状軽減に合
  わせてステップダウンします。
 ・維持療法:よくなった症状を維持するために、初期療法で選択した薬剤、導入療法でステ
  ップダウンした薬剤を花粉飛散終了まで続けます。

 当院でよく行われる治療は
 ・飲み薬(抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬など。眠気が出にくいのもあります)
 ・ステロイドなどの点鼻薬
 ・抗ヒスタミンなどの目薬(点眼薬)
 ・ステロイド外用薬
 ・舌下免疫療法(根治を目指す治療法です、花粉飛散時期には治療開始できません)
などがあります。
他に当院では行っていませんが様々な手術療法もあります。
市販薬もいろいろありますが、クリニックの方が効果の高いものもあり種類も豊富です。

花粉症対策についてですが、
<外出時>
 ・花粉情報のチェック
 ・外出を控えめに(飛散の多い日や多い時間帯(13時から15時頃))
 ・完全防備(帽子、メガネ、マスク、マフラーを身に着けて)
 ・帰宅時は衣服などについた花粉を外ではらう
 ・帰宅後は洗顔、うがい
<家の中>
 ・ドア、窓を閉める
 ・掃除はこまめに
<就寝時>
 ・布団を外に干さない
 ・枕元の花粉をふきとる
 ・お風呂、シャワーで花粉を流す
 ・空気清浄機を活用
 などが挙げられます。
詳しくは花粉症ナビをご覧ください。

 当院ではスギ花粉症に対する舌下免疫療法の治療を行っています。
12歳以上のスギ花粉症の方が対象になります。まずはスギ花粉症の診断が必要なため、他院で血液検査や皮膚テストなどを既にやられている方は結果をお持ちください。他院で治療中の方はお薬手帳をお持ちください。治療期間は最低3年は必要です。
 なお治療は平日のみとなります。初回治療はスギ花粉の飛散していない6月から12月のみとなります。また初回治療時は、時間がかかりますので受付終了の1時間前には遅くとも受診をお願いします。

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